相続月間の今月は、相続関連のお得な話しをしていこうと思います。まず今回は、相続人が、配偶者と兄弟姉妹のみの場合(子供はいない夫婦を想定)です。このケースでは、法定相続分があるため、何もしないでいると疎遠な兄弟にまで相続分が及んでしまうという問題点があります。これを解決するには、生前に遺言書を作成されることです。すべてを配偶者のみに相続させる旨の遺言があれば、兄弟姉妹には遺留分がないため、遺言の内容がそのまま活かされるからです。遺言書の作成については、その種類によって長短ありますので、ご検討される場合には当事務所までご相談下さい。次回もお楽しみに！
2月は、相続登記月間ということで相続登記がお済みでない方々を対象に全国の司法書士会等が様々な催しを企画して相続登記の推進を図ろうとしています。当事務所でも、それに呼応して相続登記、相続、遺言に関するご質問等に応えられるよう強化月間と致します。初回のご相談は無料ですので、この機会に是非ご利用下さい。
お金は誰から借りればいいのか?
本日はこのテーマでお話をします。
昨今の債務整理を通じて多くの方々が債務整理をされたことでブラックリストに載っています。新規の借り入れが出来ない人達の受け皿がないせいで、泣く泣くヤミ金利用という嘆かわしい現状をみると、受け皿の議論を検討すべき時期になっていると思うのですが、そうした動きが見受けられません。雇用を取り巻く社会の情勢が一向に改善されないことを考えあわせると待ったなしのはずなのに…と感じるのは私だけでしょうか?冒頭のテーマの明確な答えが早く出ることを願ってやみません。
今週は、月曜日以降ヤミ金の案件処理でその対応に追われています。
その中でも本日ご紹介するのは、30社以上から借入れをされていた方の事件です。
最初の相談の時点では、「自殺しようかと考えたけれども、その前に一度相談
してみようと思って、電話した。」とのことで精神的にかなり追い詰められ、まさに
危険な状態でしたが、すぐに業者との交渉に入り対応した結果、何とかその日のうちに
うるさい業者からの請求はある程度収まったという所にまでにはなりました。
1日で対応できる数にも限界があるので、次の日もまたその次の日も対応をすることになりました。
よくあることなのですが、どうしようもなくなってから相談されるのではなくて、その前に
相談するように心掛けて下さい。
その方も、もう少し以前の相談であれば自殺など考えることもなかったはずですから。
アイフルとの間の過払い訴訟で、本日、元金分全額回収するという内容の和解を勝ち取りました。
当初は、元金の4割程度でしか応じられないの一点張りでしたが、訴訟を通じ粘り強く交渉した結果、
何とか依頼主のご満足を得られる数字を叩き出せました。
これからも、最大限依頼主の希望に沿うよう全力で臨んでいく所存です。
追伸
お金の振込時期は半年程度先で、ずいぶんと待たされることになります。
このように実際に回収できるまでに時間がかかりますので、なるべく早く
依頼されることをお勧め致します。
最近思うことは、ほんの少しのお金がなくてヤミ金に走る人が実に多いことです。
その結果はというと、一時的に少しのお金を得たとしても、それとは比較にならない
多額のお金を支払わされる始末で家計は一段と苦しくなってしまいます。
実は、その過程で返済に困ると、自己の預金口座を売り渡すことを要求される場合があります。
これは、列記とした犯罪行為で決してしてはならないのですが、返済に行き詰った方には、正常な
判断をすることができないまま、要求に応じてしまう事例が散見されます。
このように本人の立場では、正しい判断ができない段階にまで追い込まれている場合には、すぐに
我々専門家に助力を求めなければなりません。
相談相手が身近にいればよいのですが、たとえいたとしても、この種の相談は、家族にも親しい友人
にも出来ない事が多いので、やはり我々が相談に乗るしかないのが現状です。
どうか、一刻も早い相談を・・・と祈る毎日です。
これからブログを始めていきます。みなさまにお役にたつような情報を掲載していきたいと思っておりますので、今後とも宜しくお願いします。
